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USER'S VOICE
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総合物流管理システム トヨタWMSと
自動倉庫ラックソーターB導入により
物流センター業務を効率化・標準化し、
コストとミスの両方を大幅削減

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株式会社ロブテックス

物流センター 様

〒689-3224 鳥取県西伯郡大山町高田1213-1

TEL:0859-54-6130

物流グループリーダー 宮﨑 雅一 様

導入効果

  • ・製品の入出庫状況や在庫のデータ管理(見える化)で生産性が向上
  • ・物流業務の効率化・標準化を実現し、結果的にコスト削減にも成功
  • ・物流システムによる集約ピッキングで発送ミス・在庫差異が大幅減

データ化と作業の効率化により出荷ミスが大幅減

1888年、輸入バリカンに代わるものとして両手式バリカンを発明し、1928年の日本初モンキレンチ国産化に成功して以来、各種工具の国内トップシェアを誇る(株)ロブテックス様は、「エビ印工具」のブランド名で世界的に知られる一流メーカーです。社是は「繁栄は和にあり、信用は誠実にある」。共存共栄の理念や行動方針が合致するトヨタL&Fは、以前から物流パートナーとして企業活動を支援して参りました。
 2007年には、東大阪市の本社に併設されていた物流センターの、鳥取県への移管を支援。すでに建物は完成していたため、倉庫の上部空間を有効活用でき、限られたスペースでも十分な保管量を確保できる自動倉庫ラックソーターB(2基)と物流システムWMSをご提案しました。導入にあたって重要視したのは、作業の標準化と生産効率の向上です。物流グループリーダーの宮﨑様は「取扱アイテム総数は約4,000種。以前はベテラン従業員でなければ商品の保管場所が分かりませんでしたが、経験のない作業者でも作業しやすくなりました」と話します。また、導入前は年間約200件あった出荷ミスは10件以下に減少。「以前は、紙の出荷リストを見ながら人海戦術でピッキングを行い、手作業で仕分け・梱包していましたので出荷ミスも多く、誤発送した商品の行方を捜索するのも一苦労でした。現在はWMSシステムで管理しているので追跡も簡単」とご満悦の宮﨑様。

絶対に止められない物流システムを安定運用

(株)ロブテックス様は自動倉庫ラックソーターBと物流システムWMSの導入により、在庫管理を効率化できたことにも満足されていました。「以前は数日かかった棚卸しの作業が今は1日半。精度も高く作業効率も向上。結果的に約30%のコスト削減に成功しました」と宮﨑様。
 アフターサービスについての満足度も高く、「フォークリフトのサービススタッフが自動倉庫も含めて定期点検・ケアをしてくださるので、これまで大きな故障はありません。トラブル時もワンストップで即日対応してくれるので安心です」という高評価をいただきました。
 それでも導入から10年以上経過し、機械には寿命があることから「物流を止めることは絶対に許されないので、最適なリスク管理を行いたい」と新たな相談を承りました。この課題に対してトヨタL&Fは、自動倉庫2基のオーバーホールを実施。「2基全ての部品を替えるのではなく、1基のみ新品にして使える部品はオーバーホールして使うなど、できるだけコストを抑えながら、長く安定的に使うための提案をしてくださる点にも信頼を寄せています」と宮崎様。「いずれ新システムに移行する際には現場の高齢化や人手不足を解消するため、一層の自動化・省人化を実現したいと思います。また、2023年創立100周年(創業135周年)に向けてミスを限りなくゼロに近づけたい」と今後の展望も語ってくださいました。

導入製品

総合物流管理システム トヨタWMS

ユニット式バケット用自動倉庫 ラックソーターB

AC制御電動フォークリフト ジェネオR

トヨタL&F スタッフからお客様へ

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トヨタL&F岡山株式会社
米子営業所

販売課 田中 涼さん

(株)ロブテックス様には、トヨタL&Fの自動倉庫と物流システムを2007年からご使用いただいています。これまで一度も物流が止まったことはなく、大きなトラブルもないため、当社の強みである専門サービススタッフが行う定期的なメンテナンスや、結果的にコスト削減につながるお客様目線でのケアを高く評価してくださっています。これからも、トヨタL&F製品を長く大事にお使いいただけているお客様の信頼に応え続けられるよう、コミュニケーションを大切にし、より一層の省人化・効率化の実現に貢献するとともに、最適かつ迅速な対応で「MADE IN JAPAN」にこだわったモノづくりを支えていきたいと思います。